gone.

ニュースではイランとアメリカの対立、障がい者施設で殺戮を行った被告の初公判が流れている。あとは、ゴーンだ。

どちらも人を殺めたはずなのに、

前者は黙認で誰も罰せられない。

一方後者は、多くの注目を浴びて

社会的にも司法でも罰を受けることになる

ゴーンは知らん。

It is gone

ニュースを聞くたびに

矛盾や疑問が頭に浮かぶ

一方で、遠い国の話だからと

同じ日本だけど隣町でもないしと

真顔でコーヒーを飲みながら

心はびくともしないし腰は重たい

だけど頭の中では、

もやもやしたものが残ったままである。

世界で一番と自負があっても、

他人の家に土足で入ってきては

その家の規則や家訓を荒らす権限はないはずだ

それに、誰しも自分の家にそんな人が入ってきたら違和感を覚え反発するものだろう。

その国は土足で家に入る文化ではあるけど。

僕は歴史に詳しくないし

単純に疑問を覚えたから

ただ連ねているだけだけど

不思議なことがたくさんある

核兵器を持っている国が、

核兵器を作ろうとしている国に

今すぐそれを止めろと言ったところで

え、えぇ、なぜに〜？！

君らめちゃクソもってるよねぇ〜？！ってならないのか。

平和や正義といった大義名分で

自分や自国を信じて疑わない人たちが

戦争を安易に起こしたりしても

何故誰も罪に問われず、のらりくらりと忙しない日々を過ごしているのだろう

平和や正義って、

人によって違うはずなのに。

やられたからやりかえす

その繰り返しじゃないか

楽しいのだろうか。

自国を守る為、国民を守る為と

看板掲げておいて私利私欲ではないのか

正義や守る為を理由にすれば、

人を殺めても罪はないのだろうか

何をもってして戦争なんだろうか

正当な理由があれば認可がおりるのか

ミサイルや弾が飛んでこなくても

差別や偏見が陰湿的に残っている

この国だって自らの欲や正義を理由に

戦争しているもんじゃないだろうか

冷戦だろうけど

知らず識らずに身体に染み込んだ情報や価値観が凝り固まっているだろう

それは人間誰しも持ち合わせてるものだから、もちろん僕にだってあるはずだ。

生命も価値観も人と比べて峻別しているはずだ。

殺戮を行った被告は、

役に立たない人間だからと殺めたと言っていたけども

それも彼なりの正義や大義名分だったのだろう。

彼の考えが極論で狂っていると思う人がほとんどだと思う。

僕もそうおもう。

だけど一方で、

役に立たない。という言葉には考えてしまうものがある。

役に立つ、役に立たない。で

命は測られるべき存在ではないはずだけど

自然と役に立っているか役に立っていないかを人と比べて生きている自分がいるのは確かである。

贅沢で発展途上国とは無縁で

この国特有の現代病かもしれないけど

僕らはただ幸せを願ってもらい

ただただ生まれただけなのに

生まれた瞬間から、太陽に照らされた場所で凛々しく生きることを強いられる。

それができなきゃ、みんなと同じじゃなきゃ

直接的や間接的問わず、役に立ってない必要とされていないと痛感させられる。

みんながみんなそうではないし

それらで推し量るわけではないけど

役に立つ、役に立たないと

思わせる、思ってしまう社会の風潮や意識はとても問題だと思った。

精神論で

生き辛さ、生きにくさを感じるのは

幸せなことかもしれないけど

武器はなくても、

この現代病は止まることなく突き進むだろう

こんなに語る割に知識も知恵もなく

役に立たない方の人間だけど

誰かを戒めたり嫌いになるよりも

誰かを好きになっていたいな

ただ、生まれてきただけだ

ただただ、好きな人を想って

好きな人と一緒にいたいだけだよ

一緒にいたかっただけなんだよ

平和とか幸せとか正義とか

よく分かんないけど

1日だろうと、数時間だろうと

好きな人と一緒に過ごす時間は

何事にも変えられない幸せを味わえると思うよ

失おうが別れようが、

その歴史はずっと変わらない。

好きな人といたいだけだ。

そんな大義名分があってもいいんじゃないか

馬鹿かもしれないけど、

愛して、愛されてるだけで

生きる理由になる

生きていいはずだよ

それはいまだって変わらないよ

it is not gone