殴り書き
コンビニに行くと、飛沫や濃厚接触しないようにとレジ前に大きなカバーを設置していた。
先日いつものようにスタバに行くと、
明日から一か月以上に渡り夜7時までの短縮営業になると聞いた。
本を読むため、貸りるために通っていた図書館も本日から休館になった。
ガソリンは日に日に安くなるばかりだが
満タンにして走り続ける目的地もほとんどない。
自粛ムードが浸透してきて
オンライン飲み会が流行っているらしい。
自粛をお願いされて1カ月くらいだが既に何処でも誰かと繋がっていたいほど承認欲求に飢えている人類。
夜、スーパーに買い出しにいくと、
まるでゴーストタウンかのように
街が呼吸一つしていない風景で
猫の鳴き声ひとつで安堵するくらい
どこまでも静寂に沈んでいる。
まるで映画を見ているようだ。
ミスト、パーフェクト・センス、感染列島、コンテイジョン。
非現実な世界が実現するのを間近で感じているようだ。
人間は未知なものにめっぽう弱い。
身体的よりも先に精神的に追い詰められて
不安と憎しみと悲しみと怒りが混在して崩壊する。
買い占めは起こるわ、デマは信じるわ、これから強奪も起きたりして。
これから先、どうなるんだろう。
どうなるんだろうと、気にしている時点で
負に汚染されているのかも。
疑心暗鬼になり人と人が必要以上に敬遠しあって差別しあい人と人がぶつかりあうのを原因となったウイルスはどう思うだろうか。
僕は元々パーソナルスペースが広く深いので
ソーシャルディスタンスに関しては玄人レベルで
人生としては残念でならないけども、濃厚接触する人もほとんどいない。
この状況下では幸いなことだけど、もちろん嬉しくはない。
先週までマスクもしないで買い出しに行ってたが、
ある日、薬局で僕以外マスク姿な風景を見て、なんだか不思議な気持ちになって。
気にしすぎかもしれないが白い目で見られている気がして居た堪れなくなった。
まるで、パーフェクト・センスのユアン・マクレガーが自転車漕ぎながら目にする光景そのものだ。
最近、一気にマスク姿が増えた気がする。
運転していてもすれ違う人みんなマスクをしている。
僕も今はしっかりマスクをして外出するようにしている。
髭を伸ばしていたが、
マスクをすると折り畳むか、マスクの下から黒い植物が生えてきたようになるかで色々と残念なので断腸の思いながらあごひげを断髪した。
いいさ、髪は薄くなるが髭は無限に生え続ける。
緊急事態宣言も一部だけにするもんだから、
地方に逃げてくるコロナ疎開という人も増えて
案の定、各地に広まって行く。
田舎だからと、地元が嫌だからと言って
上京した人達がこういう時だけ都合よく帰ってくるのはなんだか腹立たしい。
無論、僕は東京が嫌いだからここらへんは偏見と屁理屈のダブルタッグである。
そもそも自粛と言われてるのに観光しにくるのはどうかしている。
こういう事をいうと、経済が〜と言う人がいるがそもそも経済も観光も既に壊滅的だろうからこの状況で何組きたところであまり変わらない
全国的に感染は増えているのに何処に行ったって同じだろう。
それより、感染を止めるためにって言ってるのだから徹底的に動きを止めた方がいいと思うのだけども、お偉いさんやトップの考えは理解できないので知らない。
でも、政治家の判断で拡大するか縮小するか決まるから大変だ。
感染ってのはすごく厄介だ。
ウイルスは目に見えないし、だれが持っているかわからない。
たった一人のお調子者のおかげで一気に拡がりをみせる。
たった一人。たった一人。だからこそ、差別も広がる。
コンビニいくと、絶対手に触れないように
嫌がるようにお金のやり取りをする人もいる。
よく行くスタバで見慣れたスタッフでさえ、
笑顔で接客しながらも絶対に指に触れないように渡したりする。渡す前に消毒液をつける習慣があるのだけど。
ちゃんと手洗いや消毒もしているが、
過度に気にして心配している人も沢山いる。
もちろん、それは仕方がないことで当然なのだけどやはり切ないものはある。
僕はいつだってドライブスルー派だから
この際、全部ドライブスルーなったらいいなってほんのちょっと思う。
既婚者や同棲している人を除いて
彼氏彼女、あるいはラブパートナーがいる人はどうしているのだろうか。
愛は止められないから変わらず過ごしてるのだろうか。愛を守るために距離を置いてるのかと、考えてみたが僕には一切関係がなかった。
人類にとって最も天敵なのがウイルスである。
人類はこれまで1勝9敗でウイルスに負け越しているらしい。
生きるためにワクチンや衛生を手に入れても
ウイルスも生きるために変異を繰り返してく
どっちも生きるに必死だ〜〜〜
無症状のまま人から人へ子孫を残すウイルスの生存戦略には勝てんなあ
みんなが自粛すれば、
あれ?わいの宿主どこ〜ってウイルスも困るだろうけど。