マリッジブルー

マリッジブルー。

マリッジブルーとは、結婚を控えた人が間近に迫った結婚生活に突然不安や憂鬱を覚える、精神的な症状の総称である。和製英語。(Wikipedia)

僕は結婚を控えていないし、結婚どうこうの前にお付き合いをしている人すらいない。

だけど、僕はマリッジブルーである。

正式には『マリッジを受けてブルー』である。

は？と、なるであろう。

これは和製英語でもなければ、今思いついただけの言葉である。

だがしかし、この言葉こそ存在するべきで、確立したいと個人的に強く思っている。

なぜそんなことを思ったかを書きたい。

むしろ叫びたい。むしろ嘆きたい。

僕は27歳である。

改まって数字に表すのも嫌になるくらい人生を疎んでいる。

8割はもちろん自分の責任であるが、中には自分でどうこう出来ない現状もある。

疎んでいる人生について書こうと思えば死ぬまで書き続けられるのだがここでは止める。

本題はマリッジブルー。

一般的な27歳といえば、大卒で入社して3-4年が経つであろう。

アラサーとなり、結婚していても早いって言われる方ではなく、適正な雰囲気さえある。

昔なんかのテレビで見たが、男が28歳で女性が何歳かの時に結婚して生まれた子どもにはオリンピック選手が多いって話を信じて28歳に結婚しよっとって安易に思った記憶が今蘇り恥ずかしくなっている。笑

先ほども書いたが、僕は結婚するわけじゃないし、むしろ遠のいている位置にいる。

しかし、周りはそうじゃないのだ。

今年は息切れするほど結婚ブームだった。

しかもマシンガンのようにダダダッと一気に

僕はマリッジを受けるハメになる。

ラッシュアワーならぬ、ラッシュイヤーだ。

ぜひクリスタッカーになりたいもの。

6月に従姉妹と友達から結婚の報告を受ける。

ちょっとした気の緩みから覗いた元カノのインスタグラムには可愛らしい赤ちゃんの写真があって浮足立った。

7月には違う友達、そして次女。

12月には昔告白する前に好きな人の話をされて振られた(ちゃんと告白したつもり)最近もちょっと好きだった友達、そして、元元カノ。

それ以外にもグループラインで3人から赤ちゃん産まれたと報告を受けたりと、もうみんな既婚なんじゃないかって思うくらいマシンガン。

あ、忘れていた。昔手のひらで転がしているつもりだったけど、その下で転がしていたという魅力的な女の子も結婚したっけ。

そう、それで僕は今。

『マリッジを受けてブルー』状態である。

たぶん世の中にはこの状態の人がたくさんいるであろう。

特に女性が多いであろう。

他の地域は知らないが、沖縄も結婚お勧め制度が非常にすごい。地域性はあるだろうけども。

出生率一位で、離婚率一位なのはなんかスケベな匂いがして非常に複雑であるけども…

だけども僕は強く言いたい。

負け犬と言われようと言ってやりたい。

何故、我々がマリッジを受けてブルーにならなければいけないのかと。

馬鹿馬鹿しい！！！

馬鹿馬鹿しい超えて悔しい！！

意味がわからないである。

そもそも、そもそもですよ。

友達『結婚した。』

自分『おぉ！そうなの？すごいじゃんおめでとう』

(みんなするよな〜しないといけないのかな〜なんか大台にみんな乗ってく気がするな〜ブルーだな)

うん。何故そうならないといけないのだ。

はっきり言おう。

こいつ馬鹿なんじゃないか。

こいつちょっと捻くれてる。

妬んで羨んでるんでしょう。

なんとでも言うがいい。

なんとでも思うがいい。

はっきり言おう。

僕は言いたい。

『何がおめでとうなんだって話だよ！知らんわ！』（笑）

あのね、当たり前というか

結婚=祝福・ステキなこと・幸せ

みたいなイメージが一般的にあるよね。

結婚は素晴らしいと思うし、2人で愛を誓うなんてロマンチックでステキなことだと思うし、否定はしない。

だがしかし、結婚のイメージがステキな事柄という一般常識を僕らは埋め込まれて押し付けられてるだけじゃないのかって。

きっと無意識な状態でも僕たちは結婚の報告を受けたら『おめでとう』と言うであろう。

むしろ間髪入ることなく瞬時にそう返すだろう。

僕も報告を受けた際に、とっさにそう伝えた。

でもね、でも。

伝えながらも頭にずっと引っかかるんですよ。

チョッ、ちょっと待てよ！って某アイドルのモノマネをしたくなる自分がいるわけですよ。

なんで、おめでとうって言うんだろうか。と。

正直、おめでとうと心に特に思わずとも、おめでとうって僕らは普通に相手が疑わず喜べるような返しができるよね。社会辞令でも愛想でもなんでもあればね。

相手をいい気分にしないといけないし、相手にへんに思われないように悟られないように上手く言うわけですよ。

上手くというかこればっかりは一般常識として埋め込まれているお陰？でとっさに出てくれるので災難はない。

たぶん僕からおめでとう言われた人達も、僕の性格を知っている人は疑いが少しあったはずだけどそれなりに祝福を受けた気分でいると思う。

正直に言おう。僕にとってそれらの報告は

『別にどうでもいい』はずである。

正直に言おう。おめでとう。とは伝えた。

だけども、これは先程書いた通り、とっさの反応で出た言葉であり、意思ではない。

社会的、一般常識というテンプレをコピペしたような感じである。

おめでとうという気持ちの前に、

僕の中ではなんとも思っていない状態なのだ。

ブルーになったのだから、興味がないといえば嘘になりかねないが。

興味がないに等しい報告である。

今でも他者から孤立してる状況であるのにもかかわらず、これを言ったらもっと孤立しそうであるけども。

友達『結婚する』

自分『そうなんだ。それより貴乃花の服装すごいよな』

これくらいどうでもいい。僕からしたら

結婚どうこうより相撲協会の動向が気になるよ。(地味にかかってる〜)

結婚する。

うん。。。。。で？！？！！？！？！

マジで、でっ！って感じです。

(黙って素直におめでとう言えばいいんだよ)って声がこちらまで届きそうですけども。

結婚=ゴールみたいな？

いやいやスタートでしょう。

結婚=人生勝ち組予備軍みたいな？

いやいやだからスタートでしょう。

結婚できていないですけど？

負け犬ですけど？

していない側の意見ですけど？

僕も、

結婚=人生の転機とか大台とか結構大きな事って思うんですけど。

これって、いわゆる今までの人間達が決めてきた一般常識であって、僕らはそのイメージを刷り込まれてるだけだと思うんです。

結婚しなきゃダメ。みたいな風潮は今の時代まだ緩くなったけど、わざわざテレビで取り上げたりして、いわゆる結婚しないとダメ、いけないみたいな印象を持たせますよね。

大げさにいうとプロパガンダ。

大げさだけど（笑）

少子化問題とか核家族化とか色々将来へ問題が起きうるから結婚しない風潮は良くないってこともあると思うけども。

結局、刷り込まれて植えつけられている。

たぶん女性は特に結婚に対しての憧れが強いイメージがあるのだけども。

何故そういう憧れがあるのかもよくわからない。

結婚=幸せと描いているのだろうか。

結婚式=幸せと思っているのだろうか。

結婚してからが戦いであろう。

(↑結婚かじってない奴が言っています。)

少なからず影響を受けて結婚に踏み込むタイプもいると思うんです。

例えば友達がたくさんいる人なんてLINEグループなんてたくさんあるだろうし、周りにおめでとうって言ってる内に自分もしなきゃかなって変な焦りみたいのもあるだろうし。

一昔に比べてできちゃった結婚も多くなった印象を受ける。

悪いことじゃないと思うし、今の時代じゃありふれてるだろうし。

僕の親類を含め周りにもたくさんいます。

悪いことじゃないんだけどね。僕がすることがあるなら、順序をふみたいかな。って妄想しています。

デキ婚が増えたのは個人的なイメージだけども

今の人達は付き合ってるからといって必ずしも結婚をイメージしてるわけでもなく、

いずれはしたいと思いつつも、将来の不安なんかを色々考えてしまって踏み込めない事が多いと思う。

そんな時に、ハッピーなお知らせ。

彼女のお腹の中に、赤ちゃんが。2人の生命が宿った。との報告を受けて

いよいよ結婚。に踏み込むキッカケになっていると思う。

赤ちゃんがキッカケってパターン。

いやいや話がずれてる。

マリッジを受けてブルーってことですよ。

常套句として素直に言えばいいだけなんだけどね。

たまに洋画とかでね。

仲が良い者同士から結婚や妊娠の報告を受けたら

自分の事のように泣いて喜んでハグするシーンとかありますよね。

あれをいつも観ながら、こう出来たらいいのになーって本当に思うんですよ。

家族の妊娠報告聞いてもそうなんだってタイプなのでね。

こんなシーン嘘だろって思うけども。

結婚式とかいくと、出席している女性が泣いたり「あたしも幸せもらえた」なんて聞く事があるんだけども。

絶対にありえない。

人の幸せを見て聞いて幸せをおすそ分けしてもらった気持ちって

どこの宗教信仰しているのかなって思うほどです。

人間ですか？って思います。

家族が結婚しようと仲が良い友だちが結婚しようと

その報告を受けたところで、僕が幸せを感じる事はない。

それどころか、そうなんだ。レベル。

三人で住むわけでもないし、2人の事は2人でどうぞって感じですし。

僕の性格が湾曲すぎるのかもしれませんが。

僕は僕の好きだった人の幸せを願う事は一切ありません。

未だに好きって人であっても願うことはない。

興味がないか、彼女より自分が若いと思いたい。

彼女より幸せになって優越感に浸りたいっとも思う。

それが人間らしいとも思っている。

嫉妬・憎悪・偽善が携わりながら日々周りと距離を図りながら生きているのが人間だと思っている。

争い合って生きてきましたよね。

誰かを傷つけて、自分も傷ついて、そうやって生きてきましたよね。

みんな罪人なんですよ。他人に優しさを振りかざしても、他人の喜びは自分の喜びになる。

勿論、心からキレイな人はいて本当に慈悲深く優しい人はいます。

ただ、僕は少なからず前者であって

できるのなら他人より自分が優れていたいと思っているし、優越感に浸りたいくらいである。

フリーの身からしたら既婚者や彼氏持ちの人と一緒にいるのは

素晴らしいくらい退屈なのだが、僕は人妻だろうと彼氏持ちだろうと関係なく抱けるので夢を見て生きてようと思います。

語弊がないよう最後に言いたい。

結婚した人たちの幸せは特に願ってないけども

おめでとう、めでたいことだとは思うので、

おめでとうとちゃんと言いたいです。

知らんけどな！！！！！！！！！