( néant )

消費期限切れの言葉たち

Jugem

台風16号のニュースがもう15回転目。

中継先のリポーターの言葉がジュゲム。

 

もう、こんな時間だよ。

もう、もう、いつも、もう。

 

なにしてるんだって

考え事だよ

つまらない考え事だよ

 

行先わからない迷子の頭だよ

まるで出てくる言葉はジュゲム

 

意味があるだなんて思ってやいないさ

でも、意味がないとも思ってやいない

 

分からない事がおおすぎるのは

わかりたくない事がおおすぎるからなのかな。

 

あんたならどう言うの

あなたならどう諭すの

君ならあなたならぼくなら

 

どう、冷たいジュゲムから抜け出すの

 

教えてくれてもいいんだよ

わかりやしないから

きっと、わかりたくないんだ

でも、もうわからないがわからない

 

合図は過ぎたみたいだ

そろそろ憎たらしい太陽が無駄に元気づけようとする

 

出発しなきゃいけないし

走り出さなきゃいけないし

失う勇気を持たないといけない

 

取るに足らない安心じゃ不満?

そんな訳がない

手に余る幸せじゃ怯えて捨てるじゃない

 

台風の目の中にずっといても不満

台風の渦の中にずっといても不満

 

キリがないじゃない

いつからだ、いつからだよ

普通じゃ耐えられないって

普通じゃ五感不満足だなんて

教えてくれないか、先生

知らないよな、先生だって

 

生きるだなんて

人それぞれ違うんだもの

考えも思いも言葉も違うんだもの

難しすぎるんだ、分かりづらいんだ

 

もう、何回転目かな。

雨粒が全てを持ちさればいいのにね

あわよくば

君ごと連れ去って破壊したらいいのに。だなんて考えたりしてるよ。

ごめんな、ごめんな。

クズなんだ、人間としては証拠不十分なんだ

 

心のどっか深い深い掘って掘ったところに、黒い塊がみえたんだ。

そこに描かれた世界は今じゃ真っ白なくらい綺麗で無表情なんだ。

 

悲観的な視線でかわいそうと思っている自分もいるよ。

でもね、

楽観的な視線横で無秩序な世界で起こる非日常的な事件や事故、自然の猛威にだってどっかでわくわくしている自分もいるんだ。

ネオンきらめく大都会が潰れたって悲しくならないよ苦しさもないきっと、汚い心が顔を出して無表情のままわくわくしてしまうだろう

 

 

不謹慎かな

不道徳かな

矛盾の面構えた偽善者だろうか

 

 

そう、優しさなんてないよ

そう、優しさなんて作れる

 

ぼくはいい顔して、好かれたくないだけだよ。

ぼくはぼくの本音を丸裸にして、嫌われたいだけなんだ。

 

 

非日常な出来事が自分に起きないからってつまらないこというなってね

人生を全うしていない暴挙だってね

 

悲しいけどそのときは受け入れるよ

準備は出来ている、後悔なんていつだってするものって解ったから。

 

台風に吹かれたって

台風に飛ばされたって

 

忘れ物は一つ、無愛想に強がってる心だけだよ

あとは、抜け殻で遠いとこにいけるのかな

 

これも、またいつか見たジュゲムなのかな。