( néant )

消費期限切れの言葉たち

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考えを改めて前に進まないといけないとわかっているんだけども、

生きることに色気を見いだせずに

ちっぽけな哲学や思想がどこまでも退廃していて絶望の湯に浸かりっぱなしで

どうしても、太陽の下より光が差し込まない地下に長居してたらどうしたらいいかさえもわからなくなってしまった。

 

 

若気の闇というのは

全然闇なんかじゃなかった。

確かに、当時は当時で苦しかっただろうが、

若い頃ってのはまだ希望がある、それこそ可能性がいくらでもある中で落ち込みながらももがき続けてる段階だったはず。

 

 

老いて感じる闇は計り知れない

痛みには慣れたから無痛だけど

ひたすら重くひっついて剥がせやしない

それは、希望の光源すらなくって可能性すらなくてじんわりと闇が続いている感じ。

 

無とはこういう事かと、

ようやく解った気がする。

 

これが無なんだ。

どこまでも続く、期待のなさ、

人間の終末期を知ったかのような絶望感。

 

 

恐らく今、

僕として生きているのは、肉体を預けた屍。

僕である彼が、用もなく流されることも吹かれることもなく歩いている。

 

 

 

魂がない屍を弄ぶ人間はいない

魂がない屍に色気なんてないのだから

 

 

魂があった僕を、僕は覚えているだろうか

魂があった僕を、君は覚えているだろうか

 

手遅れだ

心を殺しすぎてしまったようだ

懐かしめばよい、期待した夜を

 

 

gone.

ニュースではイランとアメリカの対立、障がい者施設で殺戮を行った被告の初公判が流れている。あとは、ゴーンだ。

 

 

どちらも人を殺めたはずなのに、

前者は黙認で誰も罰せられない。

一方後者は、多くの注目を浴びて

社会的にも司法でも罰を受けることになる

ゴーンは知らん。

It is gone

 

 

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2019.12.31


2019年も、
変わらず頑張って続けてきた事、
アメリカーノとオナニー。

 

以上。

 

 

変わらない退屈な事を、
よくまあ続けている自分を
褒め称えてあげたい。
もはや、
趣味アメリカーノ特技自慰

 

 

死ぬまでも、
死んだ後も、

 

思い出すのは
『君とアメリカーノと自慰』

 

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くるりを好きな女の子 終焉

彼女がお茶に誘ったのは今日だった。

帰省する前に、結局会う事は取りやめになって、近況をざっくばらんに話した彼女は満足しただろう。

 

だけどやっぱり、僕にとっては

不完全燃焼でしかなくって

こういう展開なんて滅多にないことだし

もう機会がないかもしれないと思って

 

彼女に連絡したんだ。

やっぱり会おうよって

 

すきだったからとか

恋とか愛とかそんなことじゃなくって

 

こういう時だからこそ

たわいない話やタメにならない思い出話をしたりしたくてさ

 

それに、大袈裟かもしれないけど

未来はわからないだろう?

明日僕が死ぬかもしれないし

明日彼女が死ぬかもしれない

 

そんな非現実な事はみんな想像したか無いけど

それは必然で、防ぎようが無い。

 

会えるときに、会っておきたかった。

今日あって、今日話したことをさ

頭に入れなくていい、記憶に残す必要もない

ただ、会って顔をみて、話すことが大事だったんだ。

 

 

でも、会えなかったよ。

すげえ会いたかったんだけどなあ。

 

僕と彼女の熱量の違いが

言葉からひしひしと伝わって

すごく切なかったなあ。

 

きっとこっちの思いは

伝わってないし熱すぎたかなあとか考えてしまうけど。

 

彼女から連絡きて

ふと、思い出されただけで

たったそれだけで幸せで嬉しかったのに

人間ってやつは期待しちまってよ

小さな幸せを噛みしめて、

これでよかった、それだけでいいんだって

味わうつもりだったのに

 

もうこのガムに味はついてねえんだ

ただ、噛み続けるのも疲れてしまったよ

 

 

温度差は悲しいからやめようって

虚しくなる前に、心を遠くに収めたつもりだが

時すでに遅しで、虚空に飲み込まれた

 

 

まあ、いいんだけど。

まあ、いいんだけど。

 

 

あのときは、

ただ、なんとなく思い出されるだけで満足って書いたけど。

 

やっぱり、ちょっとくらい、

もうちょっとくらいは贅沢したいな

 

もうちょっと、あとすこしだけ

恋しく思われたいな

愛されてえなあ

 

 

そんな、

身の丈にあわない言葉出せないけど

 

 

置かれた場所で咲けばいい花があるなら

求めたい場所で枯れ散りゆく花もあっていいはずだろう

 

 

後者がいいな、

死んで恋しがられるなら

いくらだって死んでしまいたいのだけど

それさえもない気がするよ

やっぱり、たまには誰かの一番になりてえなあ

 

いい人で思い出残るのは

とれ高十分だからさ

 

 

ってだめだなあ

欲ってやつはなあ