( néant )

消費期限切れの言葉たち

吐きたい思いがたくさんあるけれど

上手く言語化できずにいて

Instagramに上げるのも

なんだか虚しい気がしてならない

 

 

言語化したくて

考えて考えて

打って試みるものの

下書きだけが溜まってゆく

心とは裏腹に言葉は黙ってゆく

 

僕自身の最大の弱点は、

人に見られなければ

言葉にしても思いにしても

満たされないということ

消化されず昇華もしない

承認欲求が狂ってきた

 

存在を知ってほしいというのは

今のsns世代はみんな同じだろうけど

 

一般的な人みたくご飯たべにいった

友達と一緒にいる的な写真を上げられたらいいけど

キラキラ以前に、光ってる日すらない。

 

繋がりは気薄になるばかり

ネット上で話す必要もなく

投稿で元気かどうかを知る

 

 

気持ち悪い時代だ

認めてるよ、僕が時代遅れだと

 

だから年々、生気を失う

ほんとは年の瀬じゃなく

老いの瀬かもしれない

生きることに背を向けてきた

オイのせいなんだけど

 

 

 

なんでも虚しくなってしまうな

みんなストーリーは見るのに

本気で書いた事は読まない

15秒で一体なにがわかるんだって

まあ、短くまとめられない

ぼくのせいなんだけど

 

 

かわいい人を見てもこれまた虚しい

僕はかわいいって思ったりするけど

果たして僕をかっこいいと、思う人はいるのだろうか

世の中は需要と供給だから

キブアンドテイクしたいんだな

 

 

独りは寂しいじゃなく虚しいんだと思う。

 

 

せっくすがしたいわけじゃないんよ

せっくすするのかしないのか

抱きしめられるのか、口づけ交わせるのか否かって微妙なニュアンスにドキドキしてたいんだよ

 

どいつもこいつも、

過程を飛ばして

すぐゴールに向かおうとする

 

体だけじゃなく

心にすらときめかない

 

便利なものばかりで

全部簡素化されてゆく

最終回は、言葉なしのアニメーションだろう

読解力も想像力も衰えてるというのに

言葉失くしたらみんな動物に戻るんかな

 

 

華やかにみえて

中身はスカスカ

大きくみえて

かさましで誤認

 

 

ごめんよ

僕はもうこんな時代も世界も生きたないんだよ