admjt
あまり言いたくない言葉と、あまりそのセイにしたくない事がある。
それは年齢。 よく言ってしまうけども。
この歳になると、笑い話にしたいくらい身体も心も完全に調子いい日がない。
必ずどこかしら、不調である。
パワプロで例えたら控えと交代するほどの顔になっているはずだ。
だから何かと言われたら
なんもない。
不調であっても、生きている。
死ぬ要素がないくらい健康である。
きっと中味は腐りきっているが、彼らはシリアルキラーなので、中味を携えている当の本人は気づく余地がない。
でも、健康だ。きっと。
死ぬときは自分で決めたい。
極上のおかずを待っている間に、やり残した自慰をせずには死にたくない。
ちょっとだけ贅沢を言っていいのなら、自慰なんかじゃなく、誰かと一夜を共にして夏のように暑苦しく抱きしめては弄りあっていたい。
ごめん
もうちょっとだけ贅沢を言っていいかな。
誰かとってワケじゃないんだ。
ほんとは、ほんとは、君と一夜を共にして、明日を待たずに見つめあって忙しく抱きあって、君の全部に僕の全部をだしたい。
ごめん
いつかの君、いつかくるであろう君。
未来の話になっちゃうんだけどさ。
僕は死ぬときは自分で決めたいんだけどさ。
君を抱けずには死にたくないなっておもうんだ。
いつかの君、いつかきてほしい君。
最後の夜を一緒にいたいほど愛したい君と
僕は出逢うことが出来るだろうか。
ごめん
最初からやりなおすよ。
やめたやめたやめた。
まだ死ねないな
そんないつかの君に出逢うまで
まだ死にたくないかな
僕は死ぬときは自分で決めたい
僕はいつだって自分がすきだ、誰よりも守りたくて、誰よりも優しくしていたい。
そんな僕が醜いくらい憎いくらい好きだった君と最後の夜を迎えていたら
幸せだったかなんて、絶対言いきれないけど
僕は死ぬときは自分で決めるから
あの夜をこえる幸せを未だに求めていたいってこと。
いつかの君は、君じゃなかった。
そう思うと、心がおだやかになる
そう思うと、死ぬときは自分で